周囲の入れ替わりの激しさもどこ吹く風 池袋・香家「汁なし担々麺」

一時帰国から香港に帰ってきて大分経ってしまったのですが、以前から通っていたお店の看板に「香港」という文字が掲げてあったことに今更気が付いたのでご紹介したいと思います。こちらは日本のお店なのであらかじめご了承くださいませ。

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嗚呼、憧れの横浜… ○○県の子供たち憧れの地

突然ですが、私は「横浜」という単語にあこがれを抱く某県出身です。私だけでなく、兄弟や友人も「横浜に行く」と聞けば、「ちゃんとしなければ」「横浜という地に釣り合う格好をしなければ」と言い出しますし、前職の上司でさえも「え?君、○○県出身なの?△△市?俺の実家と近いじゃん。俺の親戚みんな△△市の近くに集まってんだよ。でも俺は横浜に住みたかったから横浜に家買ったけどな(笑)」といった具合です。

それに、某県から横浜までを1本でつなぐ電車が出来たばかりの頃に、ドンキで買ったようなチャイナドレスを着た若い女の子2人組が「キャッキャッ」と地元の駅から横浜中華街まで向かう電車に乗っているのを目撃したことだってあります。

ちょ…中華街はそんな街じゃないよ!
ドンキっぽいチャイナドレスで中華街に繰り出すなんて○○県民丸出しじゃないか!
さすがダサい○○って笑われちゃうよ!

本当に、この時は大きなお世話だと思いながらも彼女たちを止めてあげたかった…。「私たちには池袋があるじゃないの!横浜まで行かなくても池袋の中華街でいいじゃないの」と言って止めてあげたかった…。この時ほど、○○県の子どもたちの横浜に対する憧れ・夢を感じた日はないです。

でも、池袋の中華街はちょっと怖いです。横浜中華街と比べたら池袋の方が中国の家庭料理的なレストランがたくさんあるとは思うのですが、中華街がある池袋駅北口は昔から風俗店などが多く立ち並ぶアウトローな感じの空気が漂う場所なので、若い女の子がペラペラのチャイナドレスを着て歩くのはおススメしません。「お前らは女だったら誰でもいいのか!」と突っ込みたくなるぐらいお仕事のお誘いが来ますからね、あそこは。若くも女の子でもない私ですら、一人で歩くのは少しためらわれるので、その周辺の中華料理店に行くときは土地勘のある友達と一緒に行きます。

ところで、東京メトロの駅ナカ開発って成功してるの?

十数年ほど前、乗車券のICカード化がひと段落した頃、大手鉄道会社がこぞって「駅ナカ開発」を叫び、ターミナル駅や利用者数の多い駅では大規模なコンコースの工事を行っていました。もちろん、池袋駅も駅ナカ開発の対象でした。

当時の池袋駅には「有楽町線の池袋駅」「丸の内線の池袋駅」とは別に「新線池袋駅」があり、その改札口が立教大学方面の出口に続く地下道の途中にありました。これが後の「副都心線の池袋駅」になるんですが、この駅はJR線・西武池袋線・東武東上線・丸の内線・有楽町線の改札口から異常なほど離れています。離れている分、とても長い地下道なんですが、長い割りに当時営業していたお店はローソンのみでした(たしか)。

そのただただ長い地下道が、東京メトロの駅ナカ開発でEchika(エチカ)に改装され、その途中に有楽町線池袋駅方面に続く地下道・ESPACE ART(エスパス・アール)が新たに作られ、そこからたどり着いた先に作られたのがEsola(エソラ)という商業ビルになります。

ただ、この池袋のEchikaとEsolaは本当にお店の入れ替わりが激しいです。この記事では二回目の大きなお世話になるんですが、「EchikaとEsolaはこの先大丈夫なのか!?」と心配になるぐらいお店の入れ替わりが激しい!今回の一時帰国で約3ヶ月ぶり(たった3ヶ月か?)に足を踏み入れた私もびっくりするぐらい、変わっていました。特にEsolaが開業した当時は、いろんな情報番組でレストランやショップが特集されていたのに、今では全くお目にかからないですし、開業当初に入っていたお気に入りのイタリアンレストランがあった場所は、何回かテナントが入れ替わった後にこんなことになっていました。

Esolaテナント跡地

Esola6Fにあったお気に入りのイタリアンレストランのテナント跡地

ガラーン。元々を知らない人にとってはわかりづらい写真なんですが、カーキと小豆色の1人掛けソファーや茶色のテーブルと椅子があるあたりに、実はお店がありました。Esolaは敷地面積自体が狭く、向かい合ったお店とお店の間の通路もあまり広くありません。それがこんなに広々と…。また、私が撮影した場所の真後ろにもテナントがあったんですが、2017年9月の時点ではそこも閉店したままになっていました。レストランフロアは6~9階まであるんですが、私が覚えている限り開業当初から続いているお店はKICHIRI、牛たん炭焼 利久、和食賛美あやの、そして香家 HONG KONG DININGだけだと思います。(下手するとファッションフロアを含めてもこの4つだけかもしれない…)

香家 HONG KONG DINING

公式サイト

日式汁なし担々麺

日式汁なし担々麺。この日はランチの飲茶セットを注文

Esola6階でおそらく唯一生き残っているのが、この香家です。7〜9階が少しお高めなレストランが集まっているのに対し、6階はお一人様でも入りやすい値段設定になっています。

担々麺がメインのお店なんですが、いつの頃か私はこの店に行くと、「日式汁なし担々麺」しか頼まなくなりました。麺は普通の麺と唐辛子が練りこまれた麺が選べるのですが、私はいつも普通の麺を選んでいます。

公式サイトから画像をお借りしましたが、ここの担々麺は辛いというよりもピリピリと刺激を感じる担々麺なので、乗っている肉みそもピリピリはするけど、こってりな味付けではなくて、どちらかというとお肉や刻まれたザーサイ、周りの葱など具材や薬味で味を出しているように思います。そういえば、以前、減塩料理についてネットで調べていた時に知ったのですが、薬味や香辛料を使うことで塩分を抑えても満足できる味に仕上がるらしいですよ。

そして、ちょっと欠点の話になるのですが、こちらの汁なし担々麺はマイルド寄りとはいえ、結構ピリピリします。また、肉みそが具材たっぷりなだけに水分が少ないため、混ぜるのがちょっと大変です。そこでお酢です!私はお酢をドバーとかけて、麺をほぐしやすくする&刺激を抑えて食べています。

食事だけじゃない、香港のかわいいが詰まった店内

こんな大それた中見出しをつけておきながら申し訳ないのですが、良い写真はあまりないです。先ほども書きましたがEsolaの敷地面積があまり大きくない分、各テナントもそこまで広くはありません。だから、他のお客さんが何組かいる時にバシバシ撮影するのは憚られるものがあります。

だけど、こちらのお店は置いてあるクッションや椅子など、置いてあるものが香港らしさを感じさせて、ものがすごくかわいいというのは、可能な限りお伝えしたいと思います。

香家の椅子

他のお客さんが映らないように頑張って撮った椅子の写真。もっと近づいて撮影したかった

香家のマグカップ

注文した飲茶セットについてきたジャスミンティーが入ったマグカップ

This is Hong Kong_1

店内に置いてあった「This is Hong Kong」という絵本。かわいい…

This is Hong Kong_2

中身は英語の絵本

This is Hong Kong_3

色合いがとても鮮やかな絵本なので、見るだけでも楽しい

香家がなくなってほしくないから、Esolaには頑張ってほしいんだよ!

飲茶セットについた點心

飲茶セットについた點心

この日は、お茶と點心が付いた飲茶セット(1,320円)を頼みました。ランチに1,320円…この記事を読んでいるあなたは高いと感じますか?それとも安いと感じますか?正直、私が日本で仕事をしていた時の感覚だと「平日ランチだと高いけど、休日の買い物がてらに食べるたまのランチとしてはアリかな」と感じています。
しかし、Esola開業当初にあったお店がどんどん閉店し、いまやクリニックやサロン、HMVがフロアの大半を占め、ファッションのテイストもガラリと変わってしまい、Esolaで買い物をすることがありません。また、おしゃれ家具屋さんのUNICOがあった頃は、用がなくても見回りをしによく行っていましたが、それもルミネに移ってしまったため、今では香家で汁なし担々麺を食べに行く時しかEsolaに行きません。それって結構面倒で、洋服や靴はルミネ・東武・西武・マルイで買うけど、ランチだけEsolaに行くって、上下左右を行ったり来たりしているわけで時間のロスでもあります。「せめて2階か3階あたりにルミネや東武につながる連絡通路でもあればなぁ」とか「今日はEsolaまで行くの面倒だから別のところで食べようかな」、と考えたりもするのですが、

私が行かなくなったら、Esolaがなくなってしまうのでは?
Esolaがなくなってしまったら、香家もなくなってしまうのでは!?
それは困る!そう思いなおして、結局、香家に向かってしまうのです。
池袋には北口に限らずたくさんの中華料理店があります。しかし、わざわざ屋外に出なくても、買い物と食事ができて楽しめるのが池袋駅の魅力だと私は思っています。池袋駅構内、池袋駅直結施設で味わえる中華料理店の中で香家が一番のお気に入りなので、Esolaには今後も頑張っていただきたいと思います。

ちなみに、Esolaには○○県の子どもたちあこがれの横浜中華街にある「梅蘭」も入っています。ほらね、横浜まで行かなくても、池袋駅構内で十分でしょ。

香家 HONG KONG DINING

※食べログに飛びます

東京都豊島区西池袋1-12-1


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