香港で暮らし始めて早数ヶ月。すでに3回も一時帰国してしまいました。別に香港生活に疲れて…とか、ホームシックで…とかではないですよ。理由はそれぞれあっての一時帰国なんですが、帰る時に毎回悩むのがお土産。
日本国内を旅行した時は、その土地の名産品や、ゆるキャラグッズを買ってプレゼントするのですが、香港土産は何を買ったらいいのか本当に悩む!
香港で暮らすまでは「香港=エッグタルト」のイメージがあったのですが、お土産に買ったところで、生ものなので当然日持ちしません。また、日本の観光地で売ってるおまんじゅうやケーキ、プリンのような保存料が入った箱詰め土産としても売っていません。
それに、会社の同僚程度なら、スーパーで売ってるバラマキ土産の定番・エッグタルトやマンゴープリン味のコロンで充分だと思いますが、本当に仲のいい友達にはコロンの他にも形に残るものもあげたいところ。
そんな時、私はPMQに駆け込むのですが、数ヶ月の内に3回も帰国してると、「前回のお土産と被らなくて、値段がお手頃で、かわいい雑貨」という条件で次回のお土産候補をPMQで探してもほとんど見つかりません。(そりゃそうだ!)
ここは一旦、インターバルを置いてPMQの各店舗の新作に期待したいのですが、そうこうしている内にも次の一時帰国が迫ってきています。それに次回の帰国はクリスマス・年末年始とイベント事に近い時期ですから、何が何でも「前回のお土産と被らなくて、値段がお手頃で、かわいい雑貨」を見つけたい。
そんな、お土産ネタが尽きている人、PMQでお土産候補を見つけられなかった人、お子ちゃまへのお土産を考えている人にオススメしたいのがTINYです。
TINY

尖沙咀のMira PlaceにあるTINY SHOP
そもそも、私がTINYを知ったきっかけは「Homeless」。香港迷はご存知だと思いますが、Homelessは世界各地から集めたかわいい雑貨(値段はかわいくないけど)が所狭しと並んでいる、私のオアシスです。香港国際空港はもちろん、街でHomelessを見かけたら、用がなくても必ず家宅捜査パトロールします。
そんな話を広東語の先生に話したら、

正直、MiraのHomelessに行くまで・パトロールしてる間は、TINYのことをすっかり忘れてたのですが、期待せずにちょこっと隣を覗くと……早速私のハートを掴むものがあるではないですか!

麻雀牌の消しゴム。圧巻だけど、使いきれるのか謎。実用性は問われるけど、かわいければ問題ないのだ!

ミニバスの看板・Lサイズ(165HKD)。これ、いつか買うような予感がする…

ミニバスの看板・Mサイズ(90HKD)。行先だけではなく、「Made in HONG KONG」なんかもあったりする

ミニバスの看板・ロングサイズ(65HKD)。もしも、日本で香港風カフェでも開くことになったらぜひ飾りたい

ミニバスの看板・キーホルダー(35HKD)。こちらは以前、PMQのDesign Galleryで友人へのお土産に購入したことがある

棚にたくさん並べられているミニカーたち。物色しているのは、男性(10代~40代)ばかりだった

トラムやスターフェリーもある

mobile softeeの車が変形してロボットになる
他にもいろいろかわいいグッズが売っていたのですが、この日、私が購入したのはこちら。

学校小巴(59HKD)とバスとバス停のステッカー(各30HKD)
むかしお土産でもらったミニバスやタクシーと並べてみたお姿。

ミニバスとタクシーはTINYではなく、別のメーカーでした
そして、パソコンにステッカーを貼りました。

並べて貼り付けてみました
買い物をした後、絶対にやってほしいことが一つあります。それは、車1つしか買わなくても、絶対にショッピングバッグをもらってください!なぜなら、こんなかわいい袋がタダでもらえるのです。

TINYのショッピングバッグ。表と裏で異なる車が印刷されている
学校小巴とかわいくなったパソコンを眺めながら、「我ながら、いい買い物をした」とうっとりしていると、だんだん収集欲が掻き立てられてきました。そして、次なる戦場に選んだのがTINY銅鑼湾店。

銅鑼湾のCauseway PlaceにあるTINY SHOP。尖沙咀店と比べると狭い上に、場所がわかりづらい
尖沙咀のMira Placeと比べると、規模はかなり小さく、畳だと6畳分あるかな…ぐらいでしょうか。店員さんも1人常駐しているところしか見たことがありません。ここはミニカーがメインに置いてあって、ステッカー類は置いてありません。でも、2017年10月中旬頃に行った時、尖沙咀ではトラムとスターフェリーとの抱き合わせセットしか置いてなかったmobile softeeの車が、銅鑼湾では単品でも売られていました。
そして、10月の時点では見かけなかったGOGO VANのワゴン車も、11月に入ってから見かけるようになったので購入しました。この車も初めて街で見かけたときからかわいいなと思っていたので、即決でした。
とりあえず、飽きるまではHomelessと同様にTINYも定期的に巡回していきたいと思います。TINYのホームページによると尖沙咀と銅鑼湾の他に葵桶と元朗にもあるそうなので、こちらのパトロールも必ずや行います。
TINYで「香港」への興味を引き出してやれ!
私が、TINYで売られている雑貨を「仲のいい友達へのお土産」に勧めたい一番の理由は、「香港に行ったことがない人が、香港に興味を持つ一つのきっかけになりそうだから」です。
日本に住んでる多くの日本人にとって、香港はまだまだ「どんな街なのか、どんな物があるのか、中国なのかそうじゃないのか、よくわからない場所」といった位置づけにあると思います。「香港?ジャッキー・チェン?アグネス・チャン?それ以外誰がいるんだっけ?」「なんか街がごちゃごちゃしてて、うっかり上から落ちても、みんなしっかり着地できるんじゃなかったっけ?(それは映画の影響受けすぎ)」みたいな。
それに、今の若者たちはコスパ命ですから、そこそこ名前が知られている芸能人がいっぱいいる韓国や日本人の好きな旅行先の一つである台湾と比べると、「物価も高いし、同じぐらいの時間をかけていくんだったら、香港じゃなくてもいいや」ってなってしまうと思います。
そういう状況の中で、「それでも香港に行ってみたいな」って思ってもらうには、どうしたらいいのか…。
私なりに考えたのは、お土産(物)とお土産話、もしくはその人の好きなもの・パーソナリティーをリンクさせること。前回の一時帰国では、PMQのDesign Galleryで売っていたTINYのミニバスの看板キーホルダーを友人と夫の母にプレゼントしました。夫の母には私達が住んでいる地域を、友人は沙田にしました。なぜ、沙田かって?それは友人が競馬好きだからです!
沙田キーホルダーは2人にあげたのですが、1人は彼氏の影響で、1人は根っからの馬好き。同じ競馬場がある跑馬地は、「馬」の字が入っているからわかりやすいのですが、沙田はぱっと見、競馬場との関係がわかりにくいから、あえての沙田。私は小心者故に、ギャンブルは一切しないのでまだ跑馬地にも沙田にも行ったことがありません。でも、香港にいる間に1回は行ってみたいなぁとも思っていて、行くなら競馬の勝手がわかっている人達と行ったら面白そう!だから、「香港いいよ〜。楽しいよ〜。」と言って誘うのではなく、「香港にも競馬場あるよ〜。馬好き名乗るなら、海外の競馬場にも行くべきだよ〜。」という方法で勧誘してみました。
その勧誘で「香港に行ってみたい!」と思ってもらえているのか…は、今のところ何とも言えませんが、「香港に興味を持ってもらう」という点では成功していると思います。
次の一時帰国では、ちょっと重要な人に会うので、その子のお土産もTINYで選ぼうかなと思っています。ただ、重要な割に、その子の人柄とか好きなものをあまりよく知らないので、私なりにその子が香港に興味を持つような、遊びに行きたいと思うようなものを見つけられたらいいな!
追記:Tinyのメンバーになりました 2017年12月30日
買いますよね〜。1ヶ月に1個までルールを自分に課したのに全然守ってないです笑
今回は救急車を買いました。あと100HKD払ってメンバーシップ登録をしちゃいました。メンバー登録するともらえるカタログとトラムもゲットです。 pic.twitter.com/7NZ8mIIvp8— フラフラホンコン (@flaflahk) 2017年12月29日
ちょうど、写真に写ってました。赤丸してるところがメンバー募集のポップです。 pic.twitter.com/isw76h0WGq
— フラフラホンコン (@flaflahk) 2017年12月30日

メンバーカードの裏
メンバーカードの裏を撮影しました。会員特典や規約などが書かれています。広東語を勉強中なので、自信はないですが、Tinyのお店もしくはオンラインショップで会員カードを提示すれば10%引きで買い物ができるようです。
実際に、この日買ったものは全部10%引きになっていました。
Tiny
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あと、MiraのHomelessのとなりにあるTINYにもかわいい雑貨がたくさんあるので行ってみてください!