名店の味は引き算にあり。糖朝の日本支店でごちそうおかゆランチで

香港をネットやガイドブックで調べると必ず行き当たるお店・糖朝
2008年に初めての香港旅行で食べた糖朝のお粥は衝撃でした。
「お粥ってごちそうになるんだ!」
同行者といろんな種類のお粥を注文し、それを分け合い、「こっちのお粥はああだ、こうだ」としゃべりながら食べたときこそが、私の「お粥=体調が悪いときに食べるもの」という常識が崩壊した瞬間でした。

お粥をお金を払って外で食べるなんて、それまでの私には考えられなかったことですが、糖朝のお粥を食べてからは「ちょっと冒険してみてもいいかも(=外でお金を払って食べてみてもいいかも)」と思えるようになってきました。

そんな糖朝。日本にも支店がいっぱいあります。昔、青山にもあって、友人と一緒に行った記憶があるのですが、残念ながら今はもう閉店しているようです。ただ、久々にどうしてもおいしいお粥が食べたくなってしまったので、六本木の東京ミッドタウンにある粥茶館 糖朝に行ってまいりました。

糖朝

公式HP

粥茶館 糖朝

店舗ページ

#東京ミッドタウン にある#粥茶館 #糖朝

こみつflaflaHKさん(@flaflahk)が投稿した写真 –

東京ミッドタウンの地下1階にある粥茶館 糖朝。ここの糖朝は、香港や青山の糖朝とは違って、ファストフードスタイル。先にテーブルを確保してから、レジで注文し、できあがったらお店の人がデーブルまで運んでくれます。

*この日は平日ですいていたからテーブルまで運んでくれただけかもしれません。注文した時に番号札を渡されるので、混雑時は番号を呼ばれたら、客の方が料理をカウンターまで取りに行くのかもしれませんね。

今回、注文したのはメインとサイドとドリンクがセットになった粥茶館セット
値段は、選んだメインの料理によって異なるのですが、代替972円~1,296円。

私は、粥茶館粥(五目粥)エッグタルトマンゴーフルーツティーのセット(1,188円)を注文しました。

#東京ミッドタウン の#粥茶館 #糖朝 で注文した#粥茶館粥 セット。1,188円なり。

こみつflaflaHKさん(@flaflahk)が投稿した写真 –

お粥に入っているのは、えび・ホタテ・鶏肉・油条・青菜。メニューの写真にはキクラゲが映っていますが、こちらには入っていませんでした。私は、コーンスープでもシーザーサラダでも、カリカリのものをカリカリの状態で一度口にしたいので、最初の一口に選んだのはクルトンでもお粥でもなく油条。ご安心を。「揚げたて?」と思うほどの、安定したカリカリ具合でした。

そしてお粥。外で食べるお粥は、お店によって味がしっかりついていたりすることもあるのですが、糖朝のお粥は薄味。お米そのものの甘さが感じられる程度の味付けで、具材と一緒に食べることで、味に変化が生まれるので、飽きることなく食べられます。量は多すぎず、少なすぎず、といった絶妙な量なのですが、かなりアツアツの状態で提供されるので、少しずつゆっくり冷ましながら食べ進めることになります。大食いの私からすると、一見「おなかいっぱいになるかしら?」と心配してしまう量なのですが、食べるのに時間がかかるため、十分満腹中枢が刺激され、満足することができました。

お粥の量に満足といっても、大食いの私にとってはまだまだ腹六~七分目。サイドはミニ肉饅頭にして、エッグタルトは追加で頼もうと思っていたのですが、大食いでもギリギリ少量で所持している女子力が「さすがに、それはやめとけ。頼むなら、サイドは一つだろ。とりあえず、サイド一つ食べてみて、足りなかったら注文するぐらいにしとけ」とささやいたので、どちらか一つにすることにしました。

サイドを肉饅頭にしてエッグタルトを追加注文する場合、1,188円にエッグタルト単品216円が加算されるので合計1,404円。
サイドをエッグタルトにして肉饅頭を追加注文する場合、1,188円に肉饅頭単品162円が加算されるので合計1,350円。
頭の中の電卓がタタタンッとはじき出した数字をもとに、粥茶館セットのサイドに選ぶのはエッグタルトとなりました。

かわいいハート型のエッグタルト。タルトではなくパイ生地ではありますが、はずれのパイ特有のパサパサ感はなく、ボロボロこぼれて食べづらいということもない、割としっかりめのパイ生地。肝心のエッグの部分も固めのプリンみたいで、こちらもかじった後、こぼれそうになる危機みたいなのはなかったです。それよりも、カスタードの味がしっかりついていて、パイ生地にすごくマッチしていました。確かに、この濃厚な甘さに文字通りのタルト生地だったら「甘すぎ」になっていたと思います。タルトよりも淡白な味のパイだからこそ「甘くて濃厚だけど、甘すぎない丁度良い味」になったのではないでしょうか。

そして最後!私は、過去に台湾のマンゴー狩りツアーに参加するほどのマンゴー狂。マンゴープリンは絶対に。絶対に食べなくてはいけないのです。もちろん、香港の糖朝でも食べましたが、そこにマンゴーがある限り、必ず食べなくてはいけないのです。マンゴープリンテイクアウトにし、晩御飯後のデザートにすることにしました。お値段756円と、サイズの割に少しお高め。

こちらもかわいいハート型。「お好みでおかけください」とコーヒーフレッシュをつけてくれました。まずは、何もかけずにそのまま。びっくりしたのは、このマンゴープリンには角切りのアップルマンゴーがゴロゴロ入っています。1個2個入ってるというレベルではなく、文字通りゴロゴロたくさん入っていました。これは、少しお高めなのも納得。アップルマンゴーにも、味が濃厚・薄目と色々あると思うのですが、ここのマンゴーはちゃんと濃厚な味のマンゴーを使っているようです。そして、肝心のマンゴープリンですが、クリーミーはあまりなく、しっかりとマンゴーの味、マンゴーの果汁から甘さを思いっきり全面的に引き出したプリンなのですが、そこに本物のマンゴーがあることで、甘酸っぱさというものも感じられます。そして、半分くらい食べたところで、コーヒーフレッシュをかけてみたのですが、ここで初めて、クリーミーな味が出てきました。

マンゴープリンにも好きな流派というものがそれぞれあると思います。マンゴーが好きで、めったに食べられないおいしくお高いマンゴーの代用品として、素材本来の味を引き出し、いかにおいしいマンゴーの味に近づけているか、というところを求めている人。プリンが好きで、チョコプリン・抹茶プリン・かぼちゃプリンの延長線上にマンゴープリンがあって、クリーミーなプリンをベースにかすかなマンゴーの甘さを求める人。前者はコーヒーフレッシュをかけずに、後者は最初からコーヒーフレッシュをかけて食べることをおすすめします。

お粥・エッグタルト・マンゴープリンに共通するのは、「引き算の料理」だと思います。最初の一口から最後の「ごちそさま」まで、ずっとおいしく感じられ、飽きのこない味にするために、「こちらが濃いめだから、こちらは薄めにしよう」と、素材の味を中心とした計算をしているように感じました。おいしいと人に紹介したくなるお店になるかならないかは、まず「自分がおいしく完食できたかどうか」にあると思います。そういう意味で、やはり糖朝は計算勝ちのお店なのかもしれないですね。

粥茶館 糖朝

※食べログに飛びます

東京都港区赤坂9丁目7番4号 D-B106


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